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虐待サバイバーななのにっき2

傍観者

なんだかもんもんとしてすごした休日。

朝は無駄にはやおきしてしまい、することもないし牛乳がなかったのでお散歩へ。

 

ついでにりんごを買って帰り、まさくんにとてもよろこんでもらう。

 

そんなしあわせな日々でも、やっぱりうつうつとしてきてしまい、夕方またすこしお散歩にいくも、出すはずのお手紙をだしわすれたまま、かばんにいれたまま、かえる。お散歩は15分ももたなかった。

 

お仕事がおわったまさくんと近所のファミレスまで歩いてお話しした。でも終始重苦しい空気。お散歩のときに知った近所の発見をおおげさにはなすと、まさくんは楽しそうに反応してはくれるけど、はなしたいのはやっぱり仕事の愚痴らしい。

 

ファミレスで愚痴をきいた。いろいろとアドバイスや共感をして、その人はまさくんのことあんまりよくおもってないかもしれないけど、文面だときつく感じるし、まさくんがきらわれてるってよりその人が過剰にまさくんに追い抜かれるって思ってて警戒心のせいで無意識に抑えつけてるかんじがするなぁ、危険因子を排除しておきたい感がすごい。などとわかったようなことをいった。

 

でもじっさいななは二十歳すぎで働いていた介護施設の清掃のお仕事のとき、おなじように上のおばさんにおもわれてうとましがられて、でもまん中のおばさんとなながかなりなかよくやってたから、わざと泳がせてて、まだ若かったし世間知らずな上に単純構造だから、上のおばさんともなんとかうまくやってると思いこんでたけど、、そのうち弱み握られて簡単に結論を言えば居づらくなってななから辞めざるをえなくなった。しかもそのときの決定的な(?)事実である、上の上のおばさん(なながはいったあとすぐ定年してみんなに花束もらって引退したみんなに親しまれるたのしい人だった)に対する憎まれ口と失礼な態度、怒鳴った、という出来事を、なながまったく、10年経っても、おもいだせない、しらない、ってこと。でも事実ではあるらしく、一時的に顔を見せに来たと用事があってそのとき職場にいた上の上のおばさんは、もういいのよそんなことは気にしてないから!って。ってことは、ななだけがしらない?でもなながやったって、言ったってことだけが確定してて、ななはその場で身に覚えのないことをひたすらあのときは申し訳なかったですほんとうに、ごめんなさいどうかしてました、と半分泣きながらあやまるしかなくて。え、そんなのしてません!なにかのまちがいです!なんていえる状況じゃなかった。そのときを上のおばさんは読んでた。さんざんだけどまたいうけどね、ななは解離性障害ではあるけど解離性人格障害てはない。だから、別人格が出てきてやった、ということもできない。このことは結局のところななが認めて謝って居づらくなってやめておわっただけで、そのごなにもない。

 

なので、この話を軽く持ち出すと、まさくんに、そういう人はよくいるもんね!まさくんは気にしなくていいよ。堂々として、承知しましたとだけ塩対応してればいいよ、なにいったってどう返したって、あとでこれはうまくいった!なんて思えないんだから、と返しました。

 

その後まさくんはだまってしまい、沈黙でごはんはおわった。

 

お会計をして外へ出てまたはなすことになった。まさくんは、いまおれががんばらなかったらなにもかもおわるな、って気持ちがあって泣きたいけど泣けない、と言い出しました。ななはそんなまさくんに、「男の人ってさぁ、すごくつらい、ってときほど合理主義であたまかたくなるよね。まさくんなんてよけいにそうなの、ななわかってるんだから!」とあかるめにいいました。「つらいとき、つらいっていえないの、つらいよねぇ。」すると、おれ泣けないんだよ、なんてちょっとだけ涙声になりながら、ぽつりとまさくんがいった。

 

「ごめんね、なな、まさくんにあまえてばっかりで、負担かけてるのわかりながら、こんなことしかいえない。。でもいっしょにいたいし先にしんでほしくないって、どうかどうか先に死なせてね、っておもってしまうしいってしまうよ。。ごめん。。」そういってすぐななはなきだした。

 

帰ってからあたたかいものでもいれるから、といって、また話した。

 

ふたりがかんじているつらさは、きっといまのこの国ではみんなが背負ってる生きづらさとなんらかわりないのだろう。

 

ふたりとも発達障害だし、ななは精神科にがっつりかかって、まさくんもほぼおくすりだけだけど心療内科睡眠薬もらってる。

 

こどもがいない分、いわゆる中年の危機ってやつがはやめにきてしまって、かといっていまの仕事のことをキャリア考えると投げ出せなくて、かといって引退までは長すぎて、毎日が平和だけど平和すぎてなにもたのしくなくて、若くもないから先もすこし見え透いてきてしまって余計にたのしみを見いだせず、今日と明日の差分は年を取ることだけ。

 

お互いそこまではなして、よかった、おれとなな、おなじことかんがえてるんだね。ひとりじゃなくてよかった、おれ。。

 

そういってくれたまさくん。

 

ななも。

 

そう返した。

 

思いをわけあえるだけで、こんなにも、おだやかになる。

 

よかった、まさくんがいてくれて。

 

ごめん。

なな、しぬしぬって、しななくて。

 

ごめん。

なな、しぬしぬって、いきてて。

 

どうせなら、たのしく、いきたい、なんていって。

 

なにいってるんだかわかんないね、ごめんなさい。

 

あいかわらずちゃんとした文章かけないなぁ。あいかわらずだなぁ。。まぁ、いいや、もう。

 

今夜もねつけないだろうな、、お腹の調子も1日わるくて。もうやだな。。なんでいきてるんだろ。。明日仕事また、さらに忙しくなる予定で、もういまからいやすぎて投げ出したい逃げ出したいきもち。

 

かんがえたくない。たった4時間のバイトもできない。なんとか続けてきたし、これからもがんばるしかない、でもがんばり続けることへの自信がまったくない。。

 

も、やめよ、みぐるしい。

生きてくねと言いながら翌日これか。

ねここたんだっこしてきょうもねよう。