pure,more

虐待サバイバーななのにっき2

no,title.

いきてくのがつらい

なにもしたくない

 

そういっていたななに

 

まさくんはあの日、いった

 

「なにもしたくないならしなくていいよ」

 

でも生きる意味がほしいといったななに

 

まさくんは続けていった

 

「それなら、水を汲みにいこう。

 

あしたからふたりでその水を飲もうよ

 

だから死なないでよ。」

 

 

 

ふたりでにじをおいかけてたどりついた

 

山の上の水汲み場は

 

 

あたりいちめんに凍っていて

 

 

 

とてもきれいだった

 

 

 

 

 

 

まさくんといつもしらないまちへでて

 

うしろで、ずっと、みまもってくれる

 

まさくんのきもちをかんじながら

 

ななはしらないばしょをぼうけんした

 

 

 

 

 

 

 

淀んでいたら

 

 

その水はやがて朽ちるだけ

 

 

 

 

 

わたしは

 

たしかめるように

 

 

 

 

 

 

口にした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なれ まこと いきんとすとや

 

さらば とりくらいて いきよ

 

 

 

 

 

 

たのしいと

 

いきがいだと

 

かんじていたこと

 

 

それらがなくなったとき

 

ふたたびたちかえる 自分がどうありたいか

 

 

けっきょくはまた

 

ななはななにしょうじきになりたいと

 

 

むちゅうでこのパンをかじり、水をのみ

 

 

 

 

いきるという 選択をうけいれる

 

 

 

なにかを

 

なしとげなければならないのなら

 

いきることはつらいことだけど

 

 

なにもしなくても、なにもかえられなくても

いきてるという事実がかえられないときは

 

もっとつらい

 

 

 

なにもしなくていいといわれても

 

 

ほんとうになにもしないでいきていくのはつらい

 

 

 

 

最近、2回目くらいに、ある本をよんで

 

感想がおおきくかわったことに

 

おどろいた

 

 

あと半年で死ぬと仮定して

いきたい場所を5つ挙げるという部分に、2年前はきっちり5つ書いてあったものを

 

ペンを持ってまたかんがえたけど

 

2回目はなにもかけなかった

 

 

 

いきたいってここにかいたら

 

行けないような気がした

 

 

 

 

 

 

もしなにも準備も心づもりもできずに

 

苦しみ泣いて死んでいくとしても

 

 

5つもしたいことなんか残したくないよ

 

 

 

まさくんといきたいところにはぜんぶいくよ

 

 

もうお葬式だってなんでもいいよ

 

 

カトリックだけどべつに教会じゃなくていいし普通に仏教でもなんでもいいし骨だってどうなったっていいし

 

 

そんなことしんぱいしなくたって

 

どうせ後悔だらけなんだろうから

 

 

ななは先に死にたいとまだおもってるけど

 

 

でももしまさくんをのこしてくとしたら、、っておもったらほんとかなしい

 

 

まさくんは、ふとしたときに、おれなながいなかったら生きてくの意味ないよ

 

 

と、ときどきもらす

 

 

そういったひとことが

 

ものすごく本音なのだろうと

よくわかる

 

ななも、そういうぽつりといったことが本音だったりするから

 

 

のこされるさみしさをまさくんにだけは味わわせたくないと

 

おもうときもある

 

 

 

 

 

今日はYさんがきてくれていろいろはなしたあと

 

どこにもでかけずにいちにちがおわった

 

 

 

昨日もお仕事だったけど外には一歩もでなかったな、そういえば

 

 

お仕事たいへんすぎておわってからもなかなかきもち替えられなくてつらくて

 

今日はでかける予定してたけどやる気なくてやめて

 

ぼんやりしてた

 

 

ほんとうになにもしないですごしてた時期って、いままでもあったとおもうけど

 

仕事してるのに、なんかなんにもしないでいる感覚がすごく強い

 

 

そしてそれをいけないこととも、なおさなきゃともおもわない

 

いまは、きっと、おだやかなのだろう

 

 

家事はまあきがむいたらしてるし

すくなくとも掃除くらいはちゃんとするし

洗濯物はなながしなきゃまさくんしないからするし

 

 

 

 

こころのなかがおだやかなのって

 

なによりたいせつだよね

 

 

 

 

 

そういえば、ねここたんを洗ったよ

もうけっこう経っちゃったけど

 

 

そのあとベランダにまた干した日に、お仕事中のまさくんが網戸だけで部屋にいるのに気づいて

 

ねここたんがのぞいてるよー!

 

みたいなかんじで、まどからのぞかせてて

 

でもぜんぜんきづいてくれないから

そのうち網戸にねここたんを押し付けて、ほれほれ!ってやりだしたらやっときづいてくれたとおもったら

 

「あ、やべそれ汚いよ!」

 

っていわれて、あ、しまった、、

 

 

 

そしてまさくんにふたたび洗われてしまったねここたんであった、、、

 

 

 

 

 

 

このまえは館山におでかけにいった

 

その前はまさくんの実家にかえった

 

山形のおみやげのぶどうジュースを送っておいたから前日とどいてたみたいで

お父さんがわりとよろこんでくれれてびっくりした

 

 

あんまりそういうのいわないタイプだからふつうにおどろいた

 

 

自分一人なら絶対買わないようなものだからいいよね、みたいなことをいってもらってうれしかった

 

 

ななチョイスだったし、なながあげたかったからお金はなながだしたし

 

 

お母さんもよろこんでくれた

 

 

かわりに九州のおみやげをいただいてかえった

 

 

 

亡くなったおばあちゃんの納骨に、また来週くらいに行くのと、小母さんにお礼とかにいくって。その小母さん?ってひとには義妹ちゃんの結婚式のときにあったけど、娘さん(つまりまさくんのいとこ?)がパニック障害になったとか…仕事休んで復帰したあとになったらしくて、食べるとおちつくから食べまくって太ったといってて

 

ほんとうにいろいろあるなぁ、人生は…と、おもいます

 

 

 

 

 

関東にもどってきたお友だちが、この前、急に、話したいといってきて

 

なんだろうとおもったら、仕事につらくていけなくなって先月ほとんどいけなくて、とのことで

 

ほんと、いきてくって、仕事するってなんなのかなぁ、っておもった、、

 

 

その子には、無理しなくていいよ、とだけ伝えた

 

 

同棲してる彼氏さんに言えなくて、エアー出勤してるってきいて、これはやばめだなと思ったから、彼氏さんのこといままであまり聞かなかったけど…といっていくつか質問したら、口うるさいとかじゃなくてその子があまり言えないってだけみたいで

 

ちゃんと話したほうがいいし

でもただ聞いてもらうだけじゃなくて

なにか自分なりに前へ向ける一言が言えたら

いまはそれでゆるしてくれるよ、と、伝えました

 

 

そのあとまた実際に会いたいねーってはなしになって、今度合う予定

 

 

お姉さんが精神病患ってるとはきいてたけど、その子もけっこうたいへんなんだな、、実家に帰ったときに、前になながあげた誕生日プレゼントを身に着けていったって話をきいて、ななは、そんなのあげたっけ?ってくらいわすれててびっくり。。ちなみにお母さんとお姉さんがかわいいなにそれ!って言及してくれて、名古屋で友だちできて誕プレで!といったら、友達できてよかったね!といわれたらしい

 

 

そういえばこのまえ、池袋でかけたとき、ちょうどそのこのこと考えてて、誕生日すこし先だけどこれ好きそう、っておもったこと思い出した

 

 

 

 

きょうはのんびりできたから

 

また明日はがんばろうとおもうー