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虐待サバイバーななのにっき2

人魚の導き、わたしの行く先

Coccoの25周年ライブ、ZeppHanedaに行った帰りだよ。

 

あんなに迷ってたのに、行ってよかったとしかいいようのないライブだった!

ねたばれ?含むと思うのでまだみたくなーいって方はスルーで

 

 

 

 

 

 

 

強く儚い者たち、おお、きたか定番!しかしななは周りの背の高い人たちにかこまれすぎて、まったくCoccoの姿はみえません(右前の男の人なんてもう見上げるほど高くて、後ろ誰もいなくて笑えてしまった。。)これは最後まで変わりませんでした。

 

お望み通りでぶーん!って車Coccoがみえたときうれしかったけど、ほんとにそれだけだった!

 

それなのにこんなによかったとおもうのどうしてだろう。
と、いってるけど答えはでてるよ!

 

カウントダウン、うう、きたか!こわいよ!暗いよ!(照明がびかびか!ってなった) そのあとポロメリアあたりで、あれ、ポロメリアってこんないい曲だったっけ…?ってなる。

 

このあたりから猛烈にCocco聴いてた高校〜20代のころあったことがうかびあがる。

 

 

そして風化風葬。ななが高校生のころ、着メロ(携帯の着信音に設定できた)を一曲だけダウンロードできて(無料がそれだった)、かたくなにそれにしかしなかったんだけど、ガラケーの時代とともにおわって、結局この曲から変えること、なかったんだよ。それくらいすきだった。

 

でもカラオケでもうたいまくったし聴きまくったし、しばらく聴かなくなってた。 Coccoがそれをうたっているよ! あんなにすきだった風化風葬を!

 

ダイレクトに、姿がみえないぶん、聴くと、すごく響いてきて、どんどん涙腺がゆるくなってて、『悲しみ愛より、深いのはだあれ』で、号泣してしまう。。ななは、あんまりこういうストレートなかんじのもので泣かないタイプなんだけど、今回ばかりはきてしまいました。

 

そのあとも愛弥ちゃんにMDをあげたとき、一番好きだといってた曲、、なんで今日それ歌うの状態になってうおおおんというこのろの声。。

 

彼女にもらった青い花の髪飾り、、 壊れてしまいそうで

 

どうしてなんだろう。 なんかななは生きてるね。

 

 

 

 

 

 

 

ライトに照らされた、光の中心を目で追っても、なにもみえない。

そこにCoccoはほんとうにいるの?

セイレーンの歌声か、惑わすのか。

 

遺書では、灰になったこの体を…という部分で青い光がかがやいていて、まるでななたちはみんな水底にいるような感覚になって、そこで光りかがやく声を聴いてる。

 

海の底からみえる太陽のひかり、それがこの歌声…?

 

 

 

 

最初は正直いうと、数曲聴いて、なんとなくきてよかったー!って思えたら空気吸えた!みたいな感覚で帰ろうとおもってたんだよね。

 

ところが、その声はまるでここに留まるようにと、惹きつけるように、響く。

 

Coccoは、留まる人にやさしく、先をゆく人にもやさしい。

 

 

 

 

たくさんの、この世界をあきらめた人たちのことが浮かぶ。

 

その中には、名前を呼ばないことにしてるくらい、憎んでる、拒絶してる人もいる。

 

そんな愚かな、立ち止まったままのななは、いま、できることを、叫ぶだけ。

 

 

ななはいま、とてもかなしいよ

 

 

ほんとにそれだけだった。 ごめんね。Coccoみたいになにもかも許せない。

 

あなたの、なにもかもが嘘だったとも思ってないのに。

 

むしろ、向けてくれた言葉は、たくさんたくさん、やさしい言葉だったはずなのに。

それも、なにもかも本心じゃないとか、うそとかじゃなくて、ぜんぶ含んでて、もちろん憎まれてもいたけど、やっぱり好きでいてくれてたよね。。ななは、しんじたいな。。

 

まだ、なかなか、むずかしい。 ごめんね。。

 

それでも、なな、かなしいよ!

 

 

そう、思えたことが、今日すごくよかったこと。

 

足踏みや、ときどき脚をもちあげるようにゆっくりあげる動きをしたりして、その他は曲にあわせてゆらゆらすることもなく、ただただ圧倒されて突っ立っていた。

 

Coccoの声はどこまでも響いて、海と陸の境をやぶって、天までとどきそうな勢い。

 

そのまま天まで届いてくれたら。

 

 

わたし、なんとかがんばるね。 あしたからも、がんばるね。

 

なな、彼女の『推し』らしいから、ちゃんと推し活してよねっ!

 

わたしはだいじょうぶといえなくても、そのうちどうにもこうにも生きてることにきづくのだろう。

 

その先を指し示す声がきこえても、ななは気づかないかもしれない。

まちがった方へどんどん突き進んでいくのかもしれない。

迷うのかも。

 

でも、生きてる限り、それでいいよね。。

 

やさしい歌たちで、とても癒やされた日でした。

 

Coccoありがとう!

 

 

 

 

 

あ、なながいつもCoccoをCoccoとよんでるのは、ちゃんづけするほどなかよくないし(あたりまえ)、あっちゃんとかいうほど古いファンでもないし(そうだね)、活動休止中に存在を知ってはまった経緯があるから。

 

なんか、さんづけとか、姐さんとかもちがうんだよね。Coccoさん、Coccoちゃん、姫、、どれもしらない。 だから、Cocco、ってよんでる。 不快におもわないでね。

 

さてそろそろぉしろに帰れる! うれしい! 帰れるのっていいね。 Coccoも帰ってるといいなぁ。さすがにむりなのかな?わかんないけど。 おつかれさま、Cocco!

 

すごい声量と迫力、優しさをありがとう!