なながななたんでいられて
どれくらいだろう
ななたんがななたんでいて
ゆるされるのはいつまでだろう
tictacチクタク
花はいのち、短く
萌夢る、空と大地
わたしもかえろうかな
おうちには
こわいぱぱがいる
わたしがわたしでいられるのはいつまでだろう
わたしがわたしを
保って
わたしがわたしを
手放さないであげられるのは
いつまでだろう…
わたしの意識、自我、自覚、記憶、総て
以て、しても成しえない
統合という名の甘い坩堝
せめてわたしは
このかわいい子を
まもっていてあげるために
わたしが
この子のかわりになろう
それすらできなければ
存在価値など
ないのだ
わたしには
あの子のえがおが消えるとき
それは
楽園のおわり